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2016年度実感科学研究


数物系(他にもテーマ番号 15, 24, 33 が該当します)

1. 模型を作って実感する空間図形の幾何学
担当部局 理学研究科 コース・専攻 数学科
担当者 菊池和徳
空間図形には興味深い幾何学的性質をもつものが沢山ある.様々な興味深い空間図形の模型を,3Dプリンタやゾムツール(分子模型のようなもの)で実際に作って,幾何学的な性質を調べ,幾何学的なものの見方を実感する.

体感科学研究では類似分野内容がなかったが,空間図形や模型制作に強い興味を持つ受講者を歓迎する.
2. ベイズ統計における無情報事前分布の数値的探索
担当部局 基礎工学研究科 コース・専攻 情報科学科・数理科学コース
担当者 田中冬彦
ベイズ統計において,無情報事前分布の具体的な導出は重要なテーマである.一方で,ある条件下では球面上の施設配置問題の解と深く関係していることが数学的に示される.ここで,施設配置問題とは,需要の発生場所(小売店舗など)の分布が与えられている時に,平均輸送距離(コスト)を最小にする物資の供給場所(工場など)を選ぶ問題をさし,簡単な場合には手計算で答えを求められ直観的にも理解しやすい.(例:宅配ピザの新規店舗の設置場所など.) 
 本テーマでは以下のように進め,球面上での需要点の最悪分布(無情報事前分布)を数値的に求めることを目指す.
 1.施設配置問題の数学的な定式化(平面幾何や空間図形の知識が必要)
 2.確率分布が与えられた時の解法と最悪分布(確率の知識が必要)
 3.手計算で解ける例
 4.一般的な場合の数値解法とプログラムの作成

体感科学研究では類似の内容がなかったが,希望分野によらず,数学的な問題をプログラミングを用いて解くことに興味がある受講者を歓迎する。理論背景となるベイズ統計の知識は不要だが,確率分布や期待値,また,平面幾何と空間図形の知識があるとよい.
  また,受講者のプログラミングスキルに応じて,サンプルプログラムを与えるだけでなく,プログラミングの練習を行うかもしれない.自宅等でPCが使えることが望ましい.プログラミング言語は受講者と相談して決める.

http://www.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/shimo-lab/ja/
http://bayes.sigmath.es.osaka-u.ac.jp/ftanaka/index-j.html



物質(物理)系(他にもテーマ番号 61620 が該当します)

3. 最先端質量分析装置用いて研究をしてみよう
担当部局 理学研究科 コース・専攻 物理学科
担当者 豊田岐聡, 石原盛男, 青木順
質量分析とは,イオンの質量電荷比(質量を価数で割ったもの)と,その存在量を測る手法です.原子・分子,ナノサイエンス,地球・惑星科学,半導体,化学,生物,薬学,医学,食品化学,環境科学,材料科学など,様々な分野で使われています.特に,近年では,ライフサイエンス分野で,幅広く用いられるようになっています.
  本テーマでは,大阪大学で開発された最先端の質量分析装置を用いて,様々な物質や生体試料などを測定してみて,研究を行います.
4. 物性物理科学で見る量子力学と未来テクノロジー ~超伝導から量子情報まで~
担当部局 基礎工学研究科 コース・専攻 電子物理科学科・物性物理科学コース
担当者 山本俊, 加賀山朋子, 椋田秀和, 木須孝幸, 草部浩一
現在,もっとも自然を正しく記述できる物理法則は量子力学です.量子力学の不思議な性質は現在のテクノロジーに制限を与えたり,量子コンピューターのような新しい未来のテクノロジーを生みます.このテーマでは複数の担当教員(5名)と協力・相談しながらこの未来テクノロジーの基礎となる物質科学の研究を行います.各教員からの現段階での実施例は以下のとおりです.
  1.「銅酸化物高温超伝導体YBa2Cu3O7をつくろう!測ろう!」
  2.「多様な高温超伝導体の違いをシミュレーションで見よう!感じよう!」
具体的な実施内容・方法は受講生と相談して決めたいと思います.
  実施にあたっては試料作成はもちろん,計算機シミュレーション,光電子分光といった最新の計測手法の利用も検討中です.また,課題の途中で量子情報技術の最先端の研究現場の見学等も用意する予定です.

受講生と担当教員(5名)とで相談の上,テーマ設定を行います.28年度は代表の山本は海外滞在のため不参加で,実質4名で担当いたします.連絡等は受講生と担当教員との間でその都度行いますが,迷ったら山本までメールを頂ければ対応致します.
http://www.imotolab.mp.es.osaka-u.ac.jp/index-j.html
http://www.hpr.stec.es.osaka-u.ac.jp/
http://www.kitaokalab.mp.es.osaka-u.ac.jp/
http://decima.mp.es.osaka-u.ac.jp/index.html
http://www.artemis-mp.jp/index.html



物質(化学)系(他にもテーマ番号 12, 13, 14 が該当します)

5. 食品のポリマーサイエンス
担当部局 理学研究科 コース・専攻 化学科
担当者 佐藤尚弘
食品には,タンパク質や多糖などの高分子が,様々な形状で豊富に含まれている.この食品中に含まれる高分子の形状や集合状態,分子形態などを物理化学的手法を用いて調べる.
6. 機能性ナノ粒子の合成と物性測定
担当部局 理学研究科 コース・専攻 化学・分析化学
担当者 塚原聡
現在,ナノメートルサイズの微粒子が社会のいろいろなところで活躍しています.例えば,化粧品や触媒,目視による簡易分析などに使われています.
  ここでは,乳化重合や懸濁重合のような方法を用いて,様々な特性を有するナノメートルサイズの微粒子の合成を試みたいと思っています.そのようなナノ粒子は,マイクロメートルからミリメートルサイズの微粒子に比べ,新たな様々な特徴を持っており,そのために特異的な物性を示すことが期待されます.
7. 水はどうやって冷える?  密度の温度依存性と対流
担当部局 理学研究科 コース・専攻 化学科
担当者 金子文俊
通常の液体と異なって水の密度は,融点よりも高い温度(4℃)で最大になる.この性質は冷却したときの,水が冷えていく仕組みに大きな影響を与えている.また,水は様々な化合物を溶解するが,溶解した物質は水の密度の温度依存性にも影響を与え,さらには水の冷却にも影響を与えると予測される.このような水の性質について研究する.
8. 金属錯体:エチレンの重合反応によりポリエチレンを合成してみよう
担当部局 基礎工学研究科 コース・専攻 化学応用科学科・合成化学コース
担当者 真島和志, 劔隼人
鉄やコバルトの金属錯体が,エチレンの重合触媒となります.しかも,非常に精密に分子量や構造を制御したポリエチレンを合成することが可能となっています.このような最先端の重合反応の研究を,実際に,これらの錯体を合成し,エチレンの重合反応を実施します.講義(研究の背景の紹介と実験内容の説明)として2時間程度の授業を2回,5月と6月に開催します.その後,実験は半日(午後1~5時)の日程で7月に2回実施する予定です.

錯体触媒による重合反応に関係する分野の,最先端の実験を体験することを予定しています.より具達的には,身近にある高分子のひとつであるポリエチレンの合成を体験できる授業を予定しています. 大学院生によるマンツーマンでの指導をおこない,安全について最大限の配慮をします.最先端の重合実験に,挑戦したい人を歓迎します. 1回目講義は5/7(土),2回目講義は6月中旬を予定しており,これらに必ず出席するようにしてください.
http://www.organomet.chem.es.osaka-u.ac.jp
9. 再生医療につながる技術開発
担当部局 基礎工学研究科 コース・専攻 化学応用科学科・化学工学コース
担当者 田谷正仁,境慎司,劉楊
iPS細胞の登場をきっかけに再生医療には大きな期待がなされるようになっている.その実現・普及のためには,非工学的なアプローチによる腫瘍化の回避や分化誘導などの方法の開発以外に,工学的アプローチによる細胞操作(培養,個々の細胞からの細胞集合体の構築など)技術の開発・発展が不可欠である.本テーマでは工学的アプローチからの再生医療に関わる技術の開発に挑戦してもらう.

生物に関する科目を学んでいるかどうかは問わない.やる気,興味があるかどうかが重要である.
http://www.cheng.es.osaka-u.ac.jp/tayalabo/home.html
10. 様々な有機分子の合成と高性能触媒の開発
担当部局 工学研究科 コース・専攻 応用化学専攻・分子創成コース
担当者 三浦研究室教員
我々の研究室では,一酸化炭素などの小分子から石油・石炭由来の巨大分子まで,様々な有機分子を対象に,その高度利用を図るための反応を設計し,工業的利用につながる基盤的研究を行っています.具体的には,(1)医薬品や有機エレクトロニクス材料などの有機ファインケミカルズの合成手法,ならびに(2)それらの反応を可能とする高性能触媒の開発を行っています.

http://www.chem.eng.osaka-u.ac.jp/~miura-lab/
11. ナノメートルサイズの金属微粒子合成と新しい触媒反応の開発
担当部局 工学研究科 コース・専攻 応用化学専攻・物質機能化学コース
担当者 櫻井研究室教員
私たちは,有機化学を基盤としたナノサイエンスに関する研究を行っています. このプログラムでは,ポリマーを使ってナノメートルサイズの金属微粒子を合成し,それを用いた新しい触媒反応の開発を体験します.

http://www.chem.eng.osaka-u.ac.jp/~sakurai-lab/



生命系(他にもテーマ番号 3918 が該当します)

12. 生命現象を化学で理解する
担当部局 理学研究科 コース・専攻 生物科学科
担当者 倉光成紀
ごく最近の 21世紀になって,千種類以上の生物の遺伝情報(ゲノム情報)が得られるようになるとともに,タンパク質を始めとする生体分子の立体構造情報が大量に得られるようになりました.それによって,生命現象を化学・物理学で理解できる局面が,飛躍的に増えつつあります.
  生物の遺伝情報が得られたことによって,「これまでに人類が研究したことの無い遺伝子(タンパク質)が全体の 1/3 残っている」ということがわかりました.ということは,「新たなタンパク質の機能を,発見できるチャンスが残されている!」ということです.
  ここでは,高校の教科書にも記載されている酵素反応,化学的・物理学的に調べる方法を利用して,新たなタンパク質の機能を発見することに挑戦します.さらに,その酵素反応を非酵素反応と比較して,酵素分子の素晴らしい機能の理解を.

このテーマに関連した自主研究を,高校ですでに始めている場合には,相談してみてください.
13. 光るタンパク質を使ってタンパク質と細胞を解析する
担当部局 工学研究科 コース・専攻 生命先端工学専攻・生物工学コース
担当者 細胞動態学領域教員
暗闇でも光る「蛍光タンパク質」は現代のバイオテクノロジー研究で広く使われている.本研究では,蛍光タンパク質を使って,ヒトの細胞の中や表面の特定のタンパク質を見えるように改変する.そして,つくった細胞を使って,細胞の中でのタンパク質の働き,さらには細胞の働きを理解する.

http://www.bio.eng.osaka-u.ac.jp/cl/top.php
14. 生物資源の持続的な有効活用ー生物多様性に基づいて
担当部局 工学研究科 コース・専攻 生命先端工学専攻・物質生命工学コース
担当者 大政研究室教員
現在,生物多様性条約にも示されているように様々な自然資源の「持続可能な利用」が叫ばれている.そこで本研究では,地域資源や生物資源の持続的な有効活用を目指して,これらからの有用微生物の単離や同定,生物資源の細胞を用いた生理活性評価などを行う.

http://www-bio.mls.eng.osaka-u.ac.jp/



応用技術系(他にもテーマ番号 2 が該当します)

15. 信号システム解析手法を用いた画像データ処理
担当部局 基礎工学研究科 コース・専攻 システム科学科・知能システム学コース
担当者 飯國洋二 他
我々の身近には,時間や位置によって大きさが変化する様々な信号が存在しています.それら信号の特徴を数学的な手法を用いて解析し,その解析結果に基づいて,コンピュータを使って意味のある特徴を抽出したり,不要な成分を取り除いたり,扱いやすい信号に加工・変換するためにはどのようにすればよいかを研究してみましょう.

必須ではありませんが,コンピュータが扱えると研究がスムースに進むでしょう.
http://sip.sys.es.osaka-u.ac.jp/
16. 固体電子工学入門:基礎から応用まで
担当部局 基礎工学研究科 コース・専攻 電子物理科学科・エレクトロニクスコース
担当者 浜屋宏平(代表), 岡本博明, 酒井朗, 中村芳明
集積回路・太陽電池・発光ダイオードなどに代表される今日のエレクトロニクスは,固体電子工学によりその基盤が創られています.本テーマでは,広範な科学技術の集合体であるこの研究分野の基礎から応用までを,半導体や金属などの各種材料を通じて体感していただきます.具体的には,1) 薄膜材料の作製 (スパッタリング法など),2)微細加工プロセス技術(フォトリソグラフィ),3) 構造解析(電子顕微鏡観察など),4)物性評価(電気伝導・光電変換など),一連のシーケンスを研究していただきます.

実験(研究)には失敗がつきものです.一連のプログラムの中で,想定していたデータと異なる結果が得られたり,試料が上手く作製できないことなどがあっても,研究結果として発表していただくことになると思います.
http://www.semi.ee.es.osaka-u.ac.jp/hamayalab/
http://www.semi.ee.es.osaka-u.ac.jp/okamotolab/
http://www.nano.ee.es.osaka-u.ac.jp/
http://www.adv.ee.es.osaka-u.ac.jp/
17. 人間と人工知能の間
担当部局 基礎工学研究科 コース・専攻 システム科学科・生物工学コース
担当者 三宅淳, 田川聖一, 新岡宏彦
1)人間とロボットの認識の共有
 人間が思うことをロボットも理解するならば,相互理解と命令実行は容易になる.知性は,機械・人工知能にもあるか,人間と機械は対象物や対象動作などについて「認識」の共有ができるか,について研究を進めている.我々は,人間がものを考えることと,機械が考えることに本質的な差はないと考えて,方法論開発を行っている.
2)機械学習ディープラーニングの研究
 代表的人工知能ディープラーニングは,アルファ碁に使われて著名である.上記ロボットの認識,ロボットと人間の認識共有だけでなく,DNAレベルの進化,タンパク質の突然変異,人間の行動など,多くの応用分野が考えられる.Big Dataからのデータマイニングや,産業上の応用など,今後大きく拡がる技術と考えている.

http://miyake.bpe.es.osaka-u.ac.jp
18. コンピュータで生物の仕組みを理解する
担当部局 情報科学研究科
(基礎工学部)
コース・専攻 情報科学科・計算機科学/ソフトウェア科学コース
担当者 橋本匡史, 寺前順之介, 若宮直紀
情報通信技術が直面する様々な問題を解決するため,様々な状況の変化に巧みに適応し,効果的,効率的に機能し続けることのできる生物のしくみが注目を集めている.本テーマでは,脳や生体などの振る舞いを表現する数理モデルのコンピュータシミュレーションを行うことによって,その原理を分析,理解するとともに,情報通信技術への応用を検討する.

非線形数理モデルのコンピュータシミュレーションを行うので,数学が苦手でないこと,基本的なパソコンの操作ができることが望ましい.
http://www-waka.ist.osaka-u.ac.jp/
19. 情報セキュリティを学べるゲーム
担当部局 情報科学研究科
(基礎工学部)
コース・専攻 情報科学科・計算機科学/ソフトウェア科学コース
担当者 矢内直人, 石原靖哲, 藤原融
情報セキュリティについて知っておくことは,技術者のみならず,一般の人にも必須となっている.しかし,実際に学ぶことは容易ではない.このような背景に対し,近年では情報セキュリティの基礎知識の修得を促す教材用ゲームが開発されている.本研究では,これらのゲームにどの程度の教育効果があるのか,またどのような内容であれば高い効果を得られるかを検証する.また,受講生の自由な発想に基づく,新たなゲーム教材の開発も目指す.

インターネットやメールの利用など,基本的なパソコン操作ができること
http://www-infosec.ist.osaka-u.ac.jp/
20. ナノスケールで観測する原子間力顕微鏡の技術研究
担当部局 工学研究科 コース・専攻 精密科学・応用物理学専攻・応用物理学コース
担当者 菅原研究室教員
物質表面をナノスケールの空間分解能で観察する原子間力顕微鏡の基礎技術に関する研究を行う. 具体的には,微小板バネの高感度変位検出技術,真空技術,真空蒸着技術,ナノ力学に関する実験を行う.

http://nanophysics.ap.eng.osaka-u.ac.jp/
21. 橋梁などの土木構造物を対象とした座屈現象の理論と実際
担当部局 工学研究科 コース・専攻 地球総合工学専攻・社会基盤工学コース
担当者 奈良研究室教員
理想的座屈は固有値問題であるが,実際の構造物では,製作時に導入される初期不整や材料の塑性化などに影響される.模型による座屈実験や橋梁の事故例などを通して,理論と実際の違いを学び,工学が抱える課題を体感する.

http://www.civil.eng.osaka-u.ac.jp/str/
22. 快適な建築環境デザインのための室内空気質と換気に関する理論と応用
担当部局 工学研究科 コース・専攻 地球総合工学専攻・建築工学コース
担当者 山中研究室教員
室内に生じる体臭などの空気汚染物質は,人体からの上昇気流に乗って室上部に上昇し,換気による室内気流に乗り移流・拡散して室内分布を生じる.汚染物は目に見えないため,通常は分布を知ることはできない.
  本プログラムでは,換気の効率に関する理論を学び,目に見えない汚染物濃度分布を炭酸ガスをトレーサーガスとして用いた実験により評価する.一般的な「混合換気(Mixing Ventilation)」と,北欧で一般的な極めて効率のよい「置換換気(Displacement Ventilation)」を比較し,給気と排気による気流制御の応用手法を学ぶ.なお,温度・湿度可変の人工気候室での実験を行い,発生炭酸ガスは低濃度で人体への健康影響の心配はない.

http://www.arch.eng.osaka-u.ac.jp/~labo4/
23. 流速を画像で計測する
担当部局 工学研究科 コース・専攻 地球総合工学専攻・船舶海洋工学コース
担当者 戸田研究室教員
研究室で計測に用いているステレオ粒子画像流速計測(Particle Image Velocimetry PIV)システムの計測原理を学ぶとともに実際の画像から流速を計算する手法を学ぶ.最終的に曳航水槽で走行する模型船周りの流れ場の計測を体感する.それとともに流体力学についても基礎を学び比較検討を行う.

http://www.naoe.eng.osaka-u.ac.jp/naoe/naoe3/mt5/hfd/
24. BNCT用SPECT装置の空間分解能向上に関する研究
担当部局 工学研究科 コース・専攻 環境・エネルギー工学専攻 エネルギー量子工学コース
担当者 村田研究室教員
近年,中性子を利用した先進がん治療・BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)が注目されています.この研究では,BNCTに必要なSPECT装置(単一光子放射断層撮影)の開発に取り組みます.SPECT装置は,がん患者から放出されるガンマ線を検出し,その分布を断層画像にする装置です.特に,BNCT-SPECTの空間分解能を向上させるため(より鮮明に画像を得るため)の基礎研究に取り組みます.具体的には, 放射線源と放射線検出器が取り付けられたミニチュアのSPECT装置を製作して,その性能について調べ,どうすれば空間分解能を向上させることができるか議論します.

http://www.see.eng.osaka-u.ac.jp/seeqr/seeqr/
25. 磁性ナノ粒子の物質評価
担当部局 工学研究科 コース・専攻 ビジネスエンジニアリング専攻 技術知マネジメント講座
担当者 山本・中川・清野研究室教員
磁性ナノ粒子とは,磁気的性質を持つ極めて微小な粒子のことを指します. 工業分野では既に実用化されており,近年は医療分野への応用も期待されています. この磁性ナノ粒子の特徴を,電子顕微鏡や磁化計測装置によって評価します.

http://www.mit.eng.osaka-u.ac.jp/mt2/yamamotolab.html
26. 太陽光発電のパワーコンディショナの動作体験
担当部局 工学研究科 コース・専攻 電気電子情報工学専攻・電気工学コース
担当者 伊瀬研究室教員
太陽光発電のパワーコンディショナは太陽電池からその時点の日射量に応じた最大電力を取り出し,太陽電池の出力である直流電力を交流電力に変換して電力系統に接続する働きをしています.本テーマでは,そのようなパワーコンディショナについて,計算機シミュレーションを行ってその動作を理解したうえで,実際にハードウェアを用いた実験によってその動作に対する理解を深めることを行います.さらに時間があればパワーコンディショナのハードウェアを制御するソフトウェアの一部を実際に作ってもらうことも考えています.

http://pe.eei.eng.osaka-u.ac.jp/lab/
27. 情報セキュリティの為の暗号理論
担当部局 工学研究科 コース・専攻 電気電子情報工学専攻・情報通信工学コース
担当者 宮地研究室教員
SNSやTwitterサービス等のソーシャルメディアの普及に伴い,より気軽に様々な情報を発信・入手する機会が大幅に増えた.このような背景から,「個人情報の漏えい」,「個人情報の不正利用」,「プライバシーの侵害」,あるいはデータの正しさ(完全性)を実現に必要不可欠な技術が情報セキュリティ技術である. 本研究室では情報セキュリティ技術の基盤となる公開鍵暗号の概念を理解し,具体的な公開鍵暗号を実装することで,暗号解読に掛かる時間とデータの暗号・復号に掛かる時間のトレードオフとその基盤理論について研究する.

https://cy2sec.comm.eng.osaka-u.ac.jp/miyaji-lab/index-jp.html
28. 生物の眼が行う視覚情報処理の人工的な再現
担当部局 工学研究科 コース・専攻 電気電子情報工学専攻・電気工学コース
担当者 八木研究室教員
生物の眼は,通常のロボットの眼とはかなり違った方法で視覚情報を処理しています.生物の眼がどのように視覚情報を処理しているかを学ぶとともに,網膜を模倣した新しいタイプのビジョンシステムを用いて,網膜で行われている情報処理を再現することを試みます.

http://neuron.eei.eng.osaka-u.ac.jp/reserch.html
29. 小型往復式内燃機関に関する研究
担当部局 工学研究科 コース・専攻 機械工学専攻 燃焼工学領域
担当者 赤松研究室教員
これから機械工学を学ぼうとする学生に対して,機械が動作するしくみに関して,小型往復式内燃機関の分解,内部の機構の考察,再組立てを体験させることを通じて,機械工学に関する学習に向けての動機付けを与える.あわせて,一連の課題を進める中で,議論の進め方,レポートの作成方法,発表の技術などについての初歩的な能力を育む.

http://www-combu.mech.eng.osaka-u.ac.jp/
30. カーボンナノチューブを使ってヤモリテープをつくる
担当部局 工学研究科 コース・専攻 機械工学専攻 ナノ構造工学領域
担当者 平原研究室教員
ヤモリの足は,粘着剤・接着剤としてはたらく物質を分泌しているわけでもなく,吸盤があるわけでもないのに壁や天井にぴたっと張り付いて自在に歩くことができますが,ここにはマイクロ・ナノメートルの世界の物理があります.直径数ナノメートルの繊維であるカーボンナノチューブ(CNT)を使ってヤモリの足の構造を再現すると,宇宙空間やホットプレートの上などでも使えるテープとして機能します.本実習では,実験室の装置を使ってCNTを合成します.合成したCNTの形状を電子顕微鏡観察した後,自分の手で作ったCNTヤモリテープがどれくらいの接着力を示すかを調べて,その結果を評価します.

http://www-ne.mech.eng.osaka-u.ac.jp/
31. ロボット工学&細胞工学の基礎技術
担当部局 工学研究科 コース・専攻 機械工学専攻 ハイパーヒューマン工学領域
担当者 金子・東森研究室教員
・ロボット工学に関係する基礎技術
・細胞工学に関連した基礎技術

http://www-hh.mech.eng.osaka-u.ac.jp/
32. 実環境における人工物デザインのための計算機支援に関する研究
担当部局 工学研究科 コース・専攻 機械工学専攻 サステナブルシステムデザイン学領域
担当者 小林・福重研究室教員
ユーザの製品使用状況に見合った工業製品をデザインすることは重要である.そのようなデザインを計算機支援するための基礎的な検討として,以下のプロセスを試行し,課題を分析する.
1)現実空間の360度画像を作成,
2)実製品の写真からリアルな3次元モデルを作成,
3)360度画像を背景に対象製品の形状を変更,
4)設計変更した製品をヘッドマウントディスプレイを用いて拡張現実感空間内で確認する.

http://www.hs.ura.osaka-u.ac.jp/lce/
33. コンピュータシミュレーションによる動力学の研究
担当部局 工学研究科 コース・専攻 知能・機能創成工学専攻
担当者 中谷・土井研究室教員
剛体球の衝突シミュレーションのための数値計算アルゴリズムの研究あるいは模型で分かる共鳴振動のしくみ

http://www.md.ams.eng.osaka-u.ac.jp/index-jp.html
34. 寄生虫の種によって宿主の種を知る
担当部局 理学研究科 コース・専攻 生物科学科
担当者 古屋秀隆
 

35. 様々な物質の炎色反応について、分光器で波長を分析する
担当部局 理学研究科 コース・専攻 化学科
担当者 久保孝史
 

 
36. ジェミナルジオールの安定存在条件を調べる
担当部局 理学研究科 コース・専攻 物理学科
担当者 下田正